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はじめまして!レジデント1年目の関口です!慈恵の耳鼻咽喉科の一員となってから3日目にしてブログを書くという大役を仰せつかりました!!

レジデントブログということで、研修医・医学生の皆さんが少しでも当院の耳鼻咽喉科に興味をもっていただけるような内容を発信できたらと思います。なので堅苦しくなく、ざっくばらんにお伝えしていきます。

今日はレジデント1年目(耳鼻科医としてわずか3日目)に向けて、基礎の基礎となる鼻処置のレクチャーが行われました。ところで、みなさんは何を基準にして自分の進むべき道や、1度きりの人生の使い方を決めますでしょうか?専攻する科、働く場所選びにおいても決断が必要になってくるかと思います。当院の耳鼻咽喉科には世界に情報発信をしている先輩方が沢山いらっしゃいます。世界的に名の通っている先生方が普通に医局にいて、気さくに話しができる環境も良いものなのではないかと思います。今日はその中で、世界に自分の術式を8個も発表している大村先生がレクチャーをしてくださいました!!

大村和弘先生 レクチャーの様子
レクチャーの様子(大村和弘先生)

鼻処置とは、鼻ope前の準備のことです。レジデント1年目でも任される準備だからといって、いい加減にやっていいものではありません。鼻処置の丁寧さ、正確さによって、術中の出血量は大きく変わってくるそうです。具体的には、①鼻毛切り②塗布麻酔③患者体位設定④注射麻酔になります。出血量を減らすことに大きく寄与するのは麻酔であり、大村先生から“麻酔道”について詳しく教えていただきました。塗布麻酔に関しては、どの位置に、どのくらいの深さで、何枚のガーゼを詰めるのか、注射麻酔に関しては、どこを刺入部にし、どのLayer(層)に向けて、どれくらいの時間で効かせるか、何となくやっているようなことにも全て理由があります。出血量を減らしたり、視野を確保しやすくしたり、全てのことがope時間の短縮、つまりは患者さんの負担軽減につながっているわけです。

何となくでもできてしまいそうな鼻処置というものを、ここまで言語化して説明してくれる指導医がいる環境はとても貴重で素敵だと感じました。

この環境で学べることに感謝しながら、今、Uber Eatsで医局にとどいた日本一の麻婆豆腐というものに食らいついております。

No1最高!!

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