はじめての三土会

はじめまして。今回のブログを担当させていただきます本院研修レジデント一年目の佐藤圭之輔と申します。

先日第480回三土会が行われました。

三土会とは、OB先生から現役まで一同に集まる総会のことで、第3週目の土曜日に勉強会を開こうと始まった会であり、現在では年に2回行われています。

昨年度はcovid-19の影響で中止となり、今回初めてzoomによる総会を行いました。

今回の三土会では、昨年度ご挨拶できなかったため、レジデント2年目の先生方、そして私たち、レジデント1年目のご挨拶を行いました。

また、金杉賞の表彰式が行われ、大村和弘先生は「新規副鼻腔・頭蓋底手術法の開発に関する研究」、茂木雅臣先生は「人工聴覚器に関する一連の研究」で耳鼻咽喉科の発展に寄与し、金杉賞を受賞されました。

金杉英五郎先生は慈恵医大の初代学長で、現日本耳鼻咽喉科学会の創設者です。今では当たり前となっている耳鼻咽喉科という耳科、鼻科などの専門科をまとめた世界で初めての先生です。金杉先生のおかげで、慈恵医大の耳鼻咽喉科は日本最古の耳鼻咽喉科学教室となりました。

また、鼻班、耳班、腫瘍班それぞれの現状報告が行われました。先生方の各所でのご活躍を知ることができ、とてもモチベーションの上がる時間でした。

今月は学会もありますが、covid-19の影響もあり、リモートでの参加になります。早くcovid-19が収束し、三土会や学会など、みんなで集まれる会が行えるようになることを願っています。

レジデント1年目 佐藤圭之輔