慈恵医大の伝統


慈恵医大OBの山口展正先生より、論文を送っていただきました。

先日、慈恵医大のOB総会で私に与えられた鼻の最近10年に関する発表の中で、
慈恵医大が世界へ発表している独自の術式10種類に関して触れました。
その中で、私の恩師である大櫛哲史先生(慈恵医大OB:現在徳島県にある大櫛耳鼻咽喉科副院長http://ogushi-jibika.com/)が考案された眼窩下壁骨折整復術の術式および術後成績を私が筆頭著者、東北大学の野村和弘先生が責任著者として論文化出来た話をさせていただきました。https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33704978/
その発表を受けて、先日
慈恵医大のOBの山口展正先生(現在東京都杉並区にある山口内科耳鼻咽喉科院長https://yama-naika-ent.jp/)より、ご自身が1991年に内視鏡で眼窩内側壁骨折を整復する(今でも耳鼻科で手術ができる病院が少ない)手術を世界に先駆けて慈恵医大から発信されていたということをお手紙と共に論文を送っていただき、教えていただきました。
このブログには掲載しておりませんが、手術の際の注意点なども教えていただきました。
同じ同門として後輩を温かく指導してくださる山口先生のお人柄や、100年以上にわたって世界の鼻科学への貢献のある慈恵医大の耳鼻咽喉科の伝統の重みを新たに感じました。
山口展正先生ありがとうございます!!
文責:大村和弘
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