気道管理の研修会

はじめまして。今回ブログを担当させていただきます、慈恵医大レジデント1年目の加藤柚香と申します。

先日、レジデントブログではお馴染みの大村先生が、気道管理についてレクチャーをして下さいました。

今現在コロナ禍であり、大人数での勉強会や講習会は実施が難しくなっている状況です。そんな状況下でも技術向上のために大村先生がスライドや実際の症例を提示しながら講義して下さいました。

また、別日に開催された実際の豚の臓器を使用した気道確保のレクチャーもICUドクターとともに参加させて頂きました。

気道管理は臨床では冷静に、迅速に、正しい判断が求められますが、なかなかそのような経験は積めるものではありません。日々イメージトレーニングし、いざという時に行動できる準備が大切だと実感しました。

今回最も印象に残ったのは、やはり実際の豚の喉頭と皮膚を使っての手技練習です。立つ場所、切開の大きさ、器具の使い方、困難時の対応など余すことなく“手順を知っている“だけでなくそこから一歩先のポイントを実際に目の前で教えて頂きました。

最後大村先生の前で披露するの、すごく緊張しました。

このようにコロナ禍でも手厚い指導を受けられる環境に感謝し精進して参ります。

いざという時頼りになる耳鼻科医目指して頑張ります！