高橋恵里沙先生がAPPW2025においてYoung Investigator Awardを受賞しました

このたび、当教室の高橋恵里沙先生が、APPW2025において、Young Investigator Awardを受賞しました。本学会は解剖学会、生理学会、薬理学会という基礎医学の学会が、初めて3学会合同で行った国際学会です。 

高橋恵里沙先生は当講座の大学院生として現在解剖学講座で研究を行っており、今回はその研究内容を発表し、見事Young Investigator Awardに選ばれました。Young Investigator Awardは36歳未満の若手研究者から選ばれる賞であり、大学院生という学生と同様の立場でありながら他の若手研究者と同じ部門での発表に挑戦し、見事選ばれたという、非常に名誉なことです。 

　以下に、研究内容の概要をご紹介いたします。 

　生まれたときから難聴が存在する先天性難聴のリスク因子として、妊娠中の環境要因の関与が指摘されています。本研究では、環境要因を再現したモデルの音に対する反応や耳に生じる変化を報告し、これまで遺伝要因が中心であった先天性難聴研究において、環境因子による影響という新たな視点を提供するものです。 

　高橋先生、受賞おめでとうございます。