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大村 和弘(おおむら かずひろ)

講師

  • 平成15年 イギリス King’s Guy’s
    and St Thomas hospitalへ短期留学
  • 平成16年 東京慈恵会医科大学 医学部 卒業
  • 同年 総合病院国保旭中央病院 初期臨床研修
  • 平成18年 総合病院国保旭中央病院 救急救命科 後期臨床研修
  • 同年 米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA) 救急救命科・耳鼻咽喉科 短期留学
  • 平成19年 NPO JAPAN HEARTにて国際医療活動に従事
  • 平成21年 東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科教室 助教
  • 平成28年 獨協医科大学越谷病院 耳鼻咽喉科 講師
  • 同年 NPO KNOT ASIA with medicine and people 設立
  • 平成30年 東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科教室 助教
  • 同年 獨協医科大学埼玉医療センター 非常勤講師
  • 令和3年 東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科教室 講師
  • 令和4年 米国ノースカロライナ大学 耳鼻咽喉科 Visiting Specialist

鼻副鼻腔領域

鼻腔腫瘍(癌を含む)の手術症例数は2018年から2020年7月までで150例以上に及び鼻腔悪性腫瘍はそのうち74例(頭蓋底切除再建術は52例)を執刀しており、世界で有数の症例数を誇ります。頭蓋底手術の術後の合併症として重要な髄液漏の合併症は0パーセントを維持しております。
鼻腔腫瘍以外にも、鼻副鼻腔疾患全般を担当しております。中でも、他院で手術をうけるも再発した再手術症例・視神経管骨折や眼窩底骨折などの外傷・診断のつかない難症例などを中心に診療をさせていただいております。
日本国内では、国立がんセンター中央病院をはじめ全国の大学病院や市中病院にて、国外ではカンボジア・ミャンマー・ラオスなどの国立病院から招聘を受け、内視鏡下鼻副鼻腔手術のライブサージェリーによる技術教育を行なっております。 手術研修会や講演はインド・タイ・台湾・シンガポール・韓国・ミャンマー・カンボジア・ブラジルなどで行なっており、全世界から見学医師の受け入れを行なっております。2019年はミャンマー・カンボジア・ブラジルからの留学生の受け入れを計5名行いました。

手術内容や詳細をご希望の方は、こちらのホームページでご覧ください。

大村和弘が開発した鼻腔腫瘍への新しい術式

TACMI(匠)法・SLAP FLAP法・DALMA(ダルマ)法・Palat-In FLAP法・Tri-port approachなど、鼻腔腫瘍に対する術式に加え、眼窩底骨折に対する新規術式を計10種類ほど世界へ発信し、大村が開発したこれらの術式を駆使し、世界で一番低侵襲な手術を行い術後の鼻内の生理機能(嗅覚・粘膜上皮)の温存、早期離床・早期退院の実現、かつ鼻腔腫瘍をしっかりと切除する治療を目指しております。

受賞

平成15年 ロンドン大学キングスコレッジ医学部留学生 選抜
平成18年 総合病院国保旭中央病院Residency Award(最高剖検賞)
平成18年 海外研修(旭中央病院エクスターンシップ) 選抜
平成30年 第25回アジア文化経済振興院大賞 国際交流部門
令和2年 最優秀演題賞 第59回日本鼻科学会総会・学術講演会
令和3年 金杉賞 慈大耳鼻咽喉科会総会および第480回三土会 
令和3年 第28回鼻科学会賞 第60回日本鼻科学会総会・学術講演会      
令和4年 東京慈恵会医科大学 学外研究員制度 選抜
令和4年 第34回日本頭蓋底外科学会 優秀論文賞

主な研究分野・研究費

鼻副鼻腔腫瘍(悪性・良性)、頭蓋底腫瘍、外傷(眼窩底骨折)、鼻副鼻腔全般、気道緊急管理、シミュレーション教育                  平成28年 文部科学省 科学研究費補助金 若手研究 (B)「鼻粘膜における創傷 治癒促進因子の解明及び細胞シートによる新しい治療法の確立」      令和元年 文部科学省 科学研究費補助金 若手研究「術後鼻粘膜における創傷治癒促進因子の解明および細胞シートによる機能的再建法の確立       令和 2年 東京慈恵会医科大学 萌芽的共同研究推進費

資格

日本耳鼻咽喉科学会認定 指導医、日本耳鼻咽喉科学会認定 専門医

国際医療協力

Npo Knot Asia代表 医療と教育でアジアをつなぐことを目指して、世界へ鼻科手術を広めています。2019年より岩国ユネスコ協会と共催で、高校生と一緒にカンボジアのメディカルツアーを行なっております。2007年より続けている活動が映画化されます‼︎

代々木メディカル進学舎との共催で韓国のソウルにある韓医学で有名な慶熙大学校と釜山にある高神大学と2009年より毎年遠隔会議システムを用いた授業を行なっております。韓国と日本の医者や医学生を結んだ遠隔授業の様子を医学生がこれからの医療を考えるための情報誌DOCTOR-ASE
https://www.med.or.jp/doctor-ase/vol40/index.htmlに掲載していただいております。

オリジナル術式及び手術器具の開発

外科医により優しい手術器具の開発及び教育資材の開発に関わっております。

気道緊急

上気道トラブルを(ゼロ)にするをスローガンに、麻酔科・救急救命科・看護部と一緒にシミュレーション教育を行っております。なお豚肉を使った輪状甲状膜切開の実技を中心に日本全国でレクチャーを行っております。                 


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